OS引越しの時に発生した問題

この記事を書くために詳細情報を調べている中で知ったことですが、OSインストールの際は、システムを入れるドライブのみを接続し、その他のドライブはつながないことは基本中の基本だったみたいです。
ブートドライブとシステムドライブ
作業1日目
新旧どちらも接続している状態で新ドライブにインストール
起動時、新旧どちらのドライブで起動するかの選択が出てきた
新ドライブからドライブの管理画面を開くと新ドライブはブート旧ドライブはシステムとなっていた
このとき、新ドライブを外して旧ドライブのみの状態では起動できなかった
旧ドライブにシステムは入っているが、ブート関連のデータがなくなっている?

作業2日目
新ドライブのみでインストール
ドライブの管理ではシステムとだけ表示されているがシステムとブートが同じドライブになっている状態のはず
選択肢は出ずに新ドライブからのみ起動できる状態
もし旧ドライブのブートに関連するデータが消えなかった場合、どうなっていた?

MBRはBIOSがドライブにアクセスしたときに初めに読み込む領域
MBRにシステムの位置が書き込まれている

OSインストールが開始できない
作業1日目にドライブレターが思うように割り当てられなかったり、システムドライブとブートドライブが別々のドライブに分かれてしまい、2日目に、それを直すために再インストールをしようとしたときの話。
この時点ではすべてのドライブがつながっている状態。
インストールCDからインストーラーを立ち上げ、1日目にOSを入れたドライブの領域を未使用にしてからインストールを開始しようとしたところでエラーが発生。

このディスクにはWindows XP互換のパーティションがありません。
いくつかのスタートアップファイルを書き込む必要があります。

1日目と同じことをしているのになぜ? と思いながらもサブノートで検索
該当ドライブのMBRが壊れている、インストールCDはFATフォーマットの領域しか扱えない、インストールCDにはSATAのドライバが含まれていない、などいろいろなケースがあるみたい

結局、他のドライブをはずしたら問題なくインストールできた

旧ドライブのMyDocumentsにアクセスできなくなった
旧ドライブからバックアップし忘れていたファイルがあったことが発覚したためコピーするために旧ドライブ内のMyDocumentsを開こうとしたときにアクセスできなくなっていた
ログインアカウントはそれぞれIDで管理されており、たとえアカウント名、パスワードが同じであったとしてもIDが異なると別のアカウントとしてみなされてしまうためらしい

ProEditionの場合は管理者権限アカウントでログインして、該当フォルダのプロパティ内のセキュリティタブからID情報の書き換えを行うことができる
HomeEditionでは管理者権限でも通常起動では対応不可。SafeModeで起動する必要がある
また、HomeEditionはID情報の書き換えを行った後でも、SafeModeからでなければアクセスできなかった

ちなみに、私のPCの場合セーフモードで立ち上げるためには起動中にF8キーを押す必要があるのですが、起動ドライブの選択画面呼び出しもF8キーが割り当てられているため押すタイミングを間違えるとドライブ選択画面が……
設計ミスですよ、こんなの

参考リンク
「Windows.FAQ - 基礎講座:PC の起動する仕組みは?マスターブートレコード (MBR) やブートセクターって何?」Windows.FAQ
「WINDOWS XPのセットアップでのトラブル」@IT
「このディスクにはWindows XP互換のパーティションがありません。」OKWave
「Windows XP がセットアップできない。」人力検索はてな
「追記 回復コンソール」マイチキンハート
「Documents and Settings にアクセス拒否される」OKWave

バッチファイルでソフトの起動時間を記録する

サンプルコード
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@echo off

set f=ログファイルの名前.txt
set p="起動時間を記録するソフトのパス"
set s=開始時のコメント
set e=終了時のコメント

echo タイムスタンプ
for /f "usebackq tokens=*" %%a in (`date /t`) do set d=%%a
for /f "usebackq tokens=*" %%a in (`time /t`) do set t=%%a
echo %d%    %t%    %s% >> %f%

echo 対象ソフトを実行...
start "" /wait %p%

echo タイムスタンプ
for /f "usebackq tokens=*" %%a in (`date /t`) do set d=%%a
for /f "usebackq tokens=*" %%a in (`time /t`) do set t=%%a
echo %d%    %t%    %e% >> %f%

rem 変数の削除
set f=
set p=
set s=
set e=
set d=
set t=

解説
start "" /wait "起動するソフトのパス"
waitオプションをつけることでソフトを起動したときにバッチファイルの実行を一時停止させ、ソフトを終了したときにバッチファイルの実行が再開するようにしています。
startコマンドは初めの""をタイトル指定オプションとして扱いますが、起動するソフトのパスも""で囲う必要があります。(正確にはソフトのパスがスペースを含む場合に必要です)
そのため、初めの""がないとソフトのパスがタイトルオプションとして扱われてしまうのです。

FOR %変数 IN (セット) DO コマンド [コマンド パラメータ]
(セット)を%変数に代入して、コマンドのパラメータに%変数を使用することで(セット)に含まれる全ての要素に対してコマンドを実行できます。
(セット)はファイル名や文字列です。ワイルドカードを使用して複数のファイルを指定することができます。
変数は%a~%z、%A~%Zが使用可能で、バッチファイルで使用するときは%%aのように%を二つつける必要があります。

forコマンドはオプションとの組み合わせによってさまざまな機能を持っていて、以下が今回利用しているオプションです。

FOR /F "usebackq" %変数 IN (`コマンド`) DO コマンド [コマンド パラメータ]
usebackqオプションを指定して、(セット)の文字列を逆引用符で囲まむことで文字列が`コマンド`として扱われるようになります。
(逆引用符は[shift]+[@]で入力)
このとき、%変数には`コマンド`の実行結果が代入されるため、その実行結果をDO コマンドの引数として処理することができます。
これによって、任意の変数にコマンドの実行結果を代入すています。
forの%変数にコマンドの結果が代入されるのですが、この%変数はforの中でしか使えないため、setコマンドで環境変数を作ってそれに代入する必要があります。

「意外に知らないstartコマンドの使い方」みちしるべ
「コマンドプロンプトでコマンドの実行結果を直接変数に代入する方法」半熟メモ

摩耗と磨耗

「摩」 摩擦、摩滅、摩耗
すりあう、こする意を表す。すりへる、きえる(新字源より)
部品がマモウして壊れた、てなときは「摩耗」です。

「磨」 研磨、切磋琢磨
ひきうす、転じて、けずりみがく意を表す(新字源より)
加工のために表面を削ったりみがく場合はこの字を使いますが、この意味で「マモウ」という単語は使わないと思います。


何度も注意を受けてきた身としては、これが間違っているのが許せません。
とはいえ、私だって工学を学ぶ中で教わったことなので「磨耗」が使われている文書の分野によっては、書いた人が知らないのも仕方ないか、と考えますが工学系の文書で「磨耗」が出てくると、もうだめ。

機械部品のカタログなどの注意書きや寿命の求め方といった部分で「マモウ」という言葉がよく出てくるのですが間違っているものをかなり見かけます。
同じ文書の中に「摩擦」が出てくることがよくあるのだから、それにあわせて「摩耗」て書いてくれればいいのに。
それだけで、そのメーカの部品を使いたくなくなってきます。
まあ、それは気分の問題というだけで、実際はちゃんと選んで使っていますよ。

でもやる気がなくなる。

一番ひどいのは同じ文書なのに、同じ意味で「磨耗」と「摩耗」が出てくる場合です。
思わず、ため息をついてそのカタログを閉じてしまいます。

目次-紹介

主に紹介カテゴリで書いた紹介記事へのインデックスです

初めてのOS引越し

2014/2/8追記
関連記事 WinXP → Win7の乗り換え
「BTOで購入したPCに乗り換える際に行った設定や発生した問題など」



今のPCを使い続けて5年、
HDDを増設したり、HDD用にファンを追加したり、メモリを追加したり、サウンドカードを増設したり、CPUファンの掃除・グリスの塗り替えをしたりとところどころ手を加えてきました。

その間、さまざまなソフトを入れたり消したりした結果、Cドライブ直下にはよくわからないファイル・フォルダがいくつかあり、レジストリも汚くなり、動作が重くなっていました。

そこで、OSを再インストールしてきれいにしてしまおう、と考えていたのです。
ついでにHDDも新しいものにしてしまえとショップに行き、SSDを買って帰ってきました。
データはHDDに保管してるし、システムさえ入ればよかったので、SSDにして高速化してしまおうと判断したわけです。
箱を開けると、SSDそのものだけではなく、3.5インチベース、ベースへの取り付けねじ、3.5インチベイへの取り付けねじ、SATAケーブル、電源変換コネクタと必要なものは一通りそろっていました。
お店の値札のところにベースつき、と書いてあったのでベース買わなくてもいいな、程度の気持ちでいたのですが、すごく親切。

で、早速作業開始。
リカバリディスクを使っての同一HDDへの再インストールやPC間でのデータ引越しは経験しているのですが、まっさらなドライブへのOSインストールは今回が初めて。何も問題なければよいのですが。

半日かけてOSのインストール、WindowsUpdateの実行、各種ドライバのインストール、各種ソフトのインストール、バックアップを取っていた各ソフトの設定のインポート、とやったところで問題発覚。

旧ドライブと新ドライブを接続したまま作業していたことが原因だと思いますが、新ドライブがシステムドライブ、旧ドライブがブートドライブになっていました。
しかも、旧ドライブがCドライブで新ドライブはJドライブ。
システムが入っている旧ドライブにCドライブが割り当てられ、新ドライブには残りの文字から割り当てられたんだと思います。

ネットで調べてみたのですが、OS再インストールが無難みたい。
てのが昨日までの進捗でした。




で、今日。
SSDの領域を未使用状態にしてOSを再インストールしようとしたところで問題発生。
エラーメッセージが出てきて先に進めなくなりました。

さらに、いつの間にか旧ドライブからOSを起動することもできなくなっていました。あ、これはやばいかも。
不安を抱えたまま1時間ほど悩んだ末、何とか進むことができました。

さあ、これからドライバ類、ソフトの入れなおし・・・・・・



あって本当によかった、サブノート。
おかげでメインPCでBIOS開いたり、OSインストールしている間でも情報を集めることができます。

この記事もサブノートからの投稿です。



追記2
このとき遭遇した問題



追記1
いやー、早い。
引越し作業の中で何度も再起動を繰り返していたのですが、HDDのときとは比べ物になりませんね。
BIOSの起動よりもOSの起動の方が早いんじゃないかという気もします。
そして、ディスクトップが表示されてからも、HDDのときは常駐ソフトが立ち上がる間は重くて操作できない状態が1,2分くらいあったのですが、SSDではディスクトップが表示されたときに数秒だけマウスカーソルが砂時計に変わる程度。

ネットにはSSD向けのお勧め設定なんて記事もありますが、速度重視と、寿命重視の2種類がある感じですね。
私は速度重視。システムドライブとソフト本体の置き場として使うつもりで、容量の空きは十分すぎるほどあります。
休止状態からの復帰、ものすごく早い!

ボカロ曲紹介 ~ドラマ~

一つの曲で一つのシーンを描き、シリーズで一つのストーリーとなっている作品を集めました。

今回は作者さんに焦点を当ててみました。

※ページ全体の表示が重くなるのを防ぐため、「続きを読む」以降に動画を貼り付けています。

ボカロ曲紹介~消して、消えて、現れて~

さまざまな理由により、投稿した曲を消したり、ボカロPを引退したり、消した曲を再投稿したり、ボカロPに復帰したりと、そういったことに関わる作者さんの曲を集めました。

今回は作者さんに焦点を当ててみました。

※ページ全体の表示が重くなるのを防ぐため、「続きを読む」以降に動画を貼り付けています。

さくら、咲きました。~感想その1~

せっかく感想を求めてやってきてくれる人がいるので、クリアするまで何もしないのもどうかと思ったため、一人目クリアした記念にシナリオ的なネタバレが無い範囲で感想(?)を書きたいと思います。

・体験版感想
・製品版感想 その1 ここ
・製品版感想 その2
・ノベライズ版感想


一人目クリア
ストーリーとしては無難な出来、といったところでしょうか?
初めはルート固定で、そのためなのかトコシエに関する謎にはほとんど触れられていません。謎に関しては全ての個別ルートクリア後に解明ルートが現れると思うのでそのときまでお預けになりそうです。

体験版と製品版とで異なっている部分
起動時のメーカーロゴのアニメーションが新しくなっています。
舞う桜の花びらの中、水面に移るメーカーロゴに波紋が走ります。
体験版は前作AQUAの色違ver.いでした。

体験版では第1話の中ではOPは流れず、第5話が終わった時にOPが挿入されていました。
製品版では第1話でOP1(公式サイトではPVとして公開されていた方)が挿入され、ここから光に満ちた生活部での日常に入り込んでゆきます。
そして、体験版と同様に第5話が終了したときにOP2(公式サイトではOPとして公開されていた方)が挿入され、これまでの日常の終わりを告げます。

第4話、部長の服が私服になっとる!!
改めて見直してみると、文中にも私服であると考えられる記述があります。元々私服のシーンだったんですね。作中では部長の私服はここが初めて。体験版の容量削減のためとかだったんでしょうか?

やはり、第4話の部長のはっちゃけっぷりが見ていて面白いです。体験版をプレイしたときはあまりに強く印象に残っていたたために第5話がほとんど記憶に残っていませんでしたが、製品版で改めてプレイしてみて、ストーリー的に重要な要素がちりばめられていることに気付きました。

製品版について
1週目は選択肢は現れずルート固定です。クリア時に「○○ルートが開放されました」てなメッセージが表示されるのでプレイできるルートの順番が決まっていると思われます。
一人目クリアの時点でギャラリーモード(SPECIALのこと)が開放されますが、前作同様、背景やキャラクターの立絵など、まだ閲覧できない項目があります。
ちなみに今作でもルートクリアによってタイトル画面が変化するギミックがあります。

アイキャッチの種類がかなり増えています。
基本的に2種類のアイキャッチが交互に表示され、ストーリーが進むに連れて次の2種類、てな感じに変わってゆきます。
クリア後開放されるギャラリーモードの中にアイキャッチ一覧を追加して欲しいな。

ストーリーの進行に伴い徐々に明らかになる超甘の姿。
「シロップで煮たアズキに砂糖をまぶして、それを加糖練乳の中に浮かべて、上からメープルシロップと角砂糖と・・・・・・」(体験版の時点で判明していた内容)
缶詰に入っている食材を使う(new)
上にはフルーツが乗っている(new)
最後までプレイすれば、この世界に召還できるようになるんでしょうか? いや、私はやりませんよ? やりませんとも。
あれ、今回も部長と超甘のことしか書いてない・・・・・・



「SORAHANE - ソラハネ -」公式サイト(R-18のため注意)
「トラウムブルグ7番地」公式サイト  (SORAHANEの前身(?)の同人サークル こちらは全年齢OKです)
「Bye」紹介ページ  (とらななの作品 フリーなのでぜひお試しを)

目次-パソコン全般

プログラミングカテゴリを除いた、パソコン全般に関するTips記事へのインデックスです。

発売記念イベント(山形)に参加してきました

「さくら、咲きました。」発売記念イベント
購入者限定プレゼント&サイン会に参加してきました。

山形編

※この記事は現地から携帯電話を使って投稿した複数の記事をまとめたものです
 このまとめ記事を投稿した後に、個別の記事を削除しています。

8/24 東京編
9/ 1 山形編 ここ