日本語入力がONなのに日本語が入力できない

ここ最近になって、日本語入力ができなくなる現象がたびたび発生するようになりました
 半角/全角の切り替えキーを押すと IME のモード表示は「A」と「あ」とで切り替わるのですが、実際に文字を入力してみるとどちらのモードでも半角アルファベットが入力されてしまうのです
 Windows を再起動すると正常に戻るのですが、毎回毎回この現象が発生するたびに再起動するのは面倒なので改めて調べてみました

Windows10 で発生していると言われているこの現象に対しては IME を再起動することで正常に戻すことができました
 再起動の方法は、コマンドプロンプトを使う方法と、タスクマネージャーを使う方法とがあります

実施の際は自己責任にてお願いします

●コマンドプロンプトを使う方法
taskkill /IM "ctfmon.exe" /F
ctfmon.exe

/IM はイメージ名の指定、ここでは "ctfmon.exe"
/F は強制終了

場合によるのか環境によるのかは分かりませんが、1 行目を実行して "ctfmon.exe" を終了したら自動的に "ctfmon.exe" が再起動した場合は 2 行目の実行は不要です

が、起動しなかった場合は 2 行目も実行して "ctfmon.exe" を起動します


●タスクマネージャーを使う方法

プロセス "ctfmon.exe" あるいは "CTFローダー" を終了します
(タブによって表示される名前が違いますが、示すモノは同じです)

"ctfmon.exe" が自動的に再起動した場合はこれで作業は終了です
 起動しなかった場合は「ファイル」→「新しいタスクの実行」→ "ctfmon.exe"


以下、駄文

Signature scanで欲しい値があるメモリアドレスを見つける方法

Signature scan はゲームプログラムの特定のバイナリ値の並びを使ってメモリ検索を行うことで、そのプログラムが書き込んているアドレスを特定する方法です
 Signature は Array of Bite、AOB などと書かれていることもあります
Sig scanの概要

<新版>日本語の作文技術

<新版>日本語の作文技術
朝日文庫

分かりやすい文章を書くための技術を教えてくれる本です

偶然タイムラインに流れてきたのを見て、まさに自分に必要な本だと思ったのですぐに購入して読んでみました

まず、筆者の技術論と思想とを分けて読むのが良いと思います
 レビューなんかにも「内容には同意できるけど、思想には同意できない」といった意見が複数見られ、引用されている例文のチョイスや地の文から発せられる雰囲気でどのような思想なのかは分かるかと思います

肝心な技術論の部分については、全てに完全に同意できるわけではないですが全体的に参考になる部分が多く、技術の指南書として見れば良書だと思います
 ただし、元の本(新版ではない方)が出版されたのが 1982 年であり、当然ながら引用文はそれより前に作られた文章(さらには筆者の思想による例文のチョイスもあったり)なので、古い文体に慣れていないと理解を妨げてしまうような気もしました

レビューでは「わかりにくい」という意見も見られましたが、おそらくは筆者の思想や文体が気になって本題が頭に入りにくくなってしまったのでは? と思います

そんな訳で「技術指南書としては良書だが、技術的な内容とその他の内容を分けて読む必要がある」という、「注意点を伝えたうえでなら良書として人に勧められる本」と言うのが私の正直な感想

以下、個人的に特にタメになったと思う内容について