日本語入力がONなのに日本語が入力できない

ここ最近になって、日本語入力ができなくなる現象がたびたび発生するようになりました
 半角/全角の切り替えキーを押すと IME のモード表示は「A」と「あ」とで切り替わるのですが、実際に文字を入力してみるとどちらのモードでも半角アルファベットが入力されてしまうのです
 Windows を再起動すると正常に戻るのですが、毎回毎回この現象が発生するたびに再起動するのは面倒なので改めて調べてみました

Windows10 で発生していると言われているこの現象に対しては IME を再起動することで正常に戻すことができました
 再起動の方法は、コマンドプロンプトを使う方法と、タスクマネージャーを使う方法とがあります

実施の際は自己責任にてお願いします

●コマンドプロンプトを使う方法
taskkill /IM "ctfmon.exe" /F
ctfmon.exe

/IM はイメージ名の指定、ここでは "ctfmon.exe"
/F は強制終了

場合によるのか環境によるのかは分かりませんが、1 行目を実行して "ctfmon.exe" を終了したら自動的に "ctfmon.exe" が再起動した場合は 2 行目の実行は不要です

が、起動しなかった場合は 2 行目も実行して "ctfmon.exe" を起動します


●タスクマネージャーを使う方法

プロセス "ctfmon.exe" あるいは "CTFローダー" を終了します
(タブによって表示される名前が違いますが、示すモノは同じです)

"ctfmon.exe" が自動的に再起動した場合はこれで作業は終了です
 起動しなかった場合は「ファイル」→「新しいタスクの実行」→ "ctfmon.exe"


以下、駄文



同様の現象が発生している人は少なくないようで、個人のブログ記事から複数の有名企業のページまで幅広くヒットします
 ただ、出てくる解決方法は「全角と半角の切り替えキーを押す」といったものから「IME の再インストール」を促すものなどもあり、自分が直面している現象の解決方法ではないと思われるものも多くあります

で、私と同じだと思われる現象に対する対処法は「日本語が入力できなくなった時に IME を再起動する」というものでした
 結局は対処療養的な対応ではありますが、Windows を再起動するよりはマシです


私が参考にしたページではコマンドプロンプトで IME を再起動する方法が紹介されています

Windows 10のMicrosoft IMEで日本語入力できないとき」てく2テック
【Windows】IMEのトラブルで日本語入力できなくなった時の解決法」Qiita

IMEのプロセス番号を調べて、その番号に対して終了命令を出すことで IME を終了し、その後で IME を起動する

この記事の中で、IME を終了したら自動的に起動した、ということが書かれています
 タスクマネージャーから終了するだけでも対応できるのでは? と思ってやってみたら問題なく行けました
 コマンドプロンプトを使う方法に出てくる "ctfmon.exe" という名前はタスクマネージャーの詳細タブでなければ出てきませんでしたが、プロセスタブなどでは "CTFローダー" という名前で表示されます

これまた参考にした同じページの中で、プロセス番号ではなく "ctfmon.exe" という名前を直接指定して終了させる方法も紹介されていて、この方法であれば bat ファイルで簡単にできるのでタスクマネージャーを毎回起動するよりもさらに対応が楽にできそうです

いずれにしても対処療法的なのが不満ではありますが……


CTFローダーと言うのは PC に対する入力処理を統括管理するためのもの、Collaborative Transport Framework で CTF、キーボードからの入力や音声認識入力、手書き入力と入力全般に関わっているとのことです

これが動いていないとキーボードなどからの入力を受け付けることができなくなってしまうそうですが、そうならばここで示した手順を実施する時に勝手に再起動してくれなかった場合は詰んでしまうのでは?
 バッチファイルからの入力だったら大丈夫なのでしょうか? あるいは、停止していても一部の機能では入力が有効だったりするのでしょうか?


「nihongo nyuuryoku dekinai」で検索すると「日本語 入力 できない」の検索結果を出してくれるのは非常にありがたいものです
 予測検索のおかげな訳ですが、文字の入力トラブルに見舞われたときの検索ワードてのはまさにこんな感じのワードですよね

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