学祭へ

学祭へ

プルルルル…

発車のベルが鳴る。
しまった、間に合わないか?
慌てて改札を抜け、ホームへの階段を登る。
広がってゆく視界の隅に白いものが映り、大きくなってゆく。

ああ、よかった。間に合ったんだ。

階段を登り終えて、目の前に開いているドアへと走り込む。
ここはグリーン車だ。自由席のある車両まで行き開いている席を探す。

席を見つけ、腰を降ろすと同時に窓越しの景色が後ろへと動き出す。

一息ついて、ふとドアの上にある電光掲示板を見て、初めて気付いた。

逆向きの電車だ、と。



予約なしでホテル利用

大学のときの友人と飲んでいたら帰るの面倒になったから、友人が泊まるホテルに自分も泊まることにしました。
幸い、部屋が空いていたのですぐにチェックインできました。

行き当たりばったりすぎですね。
あんまし社会人がするようなことじゃありません。
まあ、せっかくの機会ですから。



そんなわけで

これから安心して飲みに行けます。
門限なしのとこで良かったです。