time is many

 「時は金なり」という言葉があります。時間はお金と等しい価値があるほどに貴重なものだということです。
 「若いころの苦労は買ってでもしろ」といったような言葉もあったと思います。乗り越えた苦労のぶんだけ、自分を高めることができる、後々の財産となる、ということです。
分野によっては私はけっこうそういう傾向があったりします。はい、自分ではそう思っとりますよ。で、私の作業効率が悪い理由のひとつなわけです。そう思うことにしてます。

 時間を効率良く使うことと楽をすることは違うことだと思います。
 時間を効率よく使うとは、無駄な時間をなくすこと。
 楽をすることとは、苦労をしなくなるということ。

 人は誰しも楽することを求めていると思います。しかし、楽を得たならば、それに慣れてしまったならば、手放すことはできなくなり、楽の中に苦を見つけ、更なる楽を求めてしまうものです。
 楽に慣れてしまえば、労を受け入れようとはしなくなり、人として堕落してしまう。だから仏教なんかの苦行は精神修行なのだろうとおもいます、きっとそうですよね、きっと。

 楽になれてしまうことが恐ろしいです。自分を甘やかすことに慣れてしまいたくはないのです。それでも、一度楽を知ってしまえば戻れなくなってしまう。人の意思は弱いものなのです。

更新
 6/24「消失ソース発見!」~

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