ワイヤレスのポータブルスピーカを導入

食器を洗っている間はスピーカから流れる音が聞こえない。

というのがこれまでのオーディオ環境に対する不満点でした。
 蛇口が閉まっていれば聞こえるには聞こえるのですが、水が流れているときは全く聞こえなくなります。
 水場はスピーカから離れていることと、通路の脇にある間取りであることからスピーカの音量を多少上げた程度では対処できず、むしろ近所迷惑という別の問題が発生してしまいます。
 有線の固定スピーカのため、洗い物のたびに移動して配線を変えるなんて現実的ではありません。

そんな訳で、Bluetooth対応のワイヤレスのポータブルスピーカとステレオミニプラグ付きのBluetooth送信機を導入しました。

これまでに構築してきたオーディオ環境のコンセプトを維持するためにも、また、配線などの変更をできるだけなくすためにも、ミニプラグ付きの送信機は必須。
 ポータブルスピーカはメインの固定スピーカの音が聞こえない範囲をカバーするためのものなので音質よりも持ち運び性とフックなどで吊るせることが重要。あとは水場で使用する前提だったので防水性も。
(ちなみに購入金額では DAC > ポータブルスピーカ > ヘッドホン ≒ ステレオミニプラグ対応Bluetooth送信機 > 固定スピーカ。次は固定スピーカを買い換えようかな)

さっそく機器を配置して、期待通り音楽を聴きながら洗い物ができるようになりました。

思わぬ副産物だったのが風呂でも受信できたことで、風呂場の戸を閉めて水を流している状態でもはっきりと音が聞こえます。

やりたかったことができるようになったことには満足していますが、問題も。
 仕組み上どうしようもないことなのですが、アナログ信号直通の固定スピーカとデジタル変換を経由するワイヤレススピーカとでの音のタイミングにズレがあります。

運用方法で弱点をカバーするか、上流から信号の流れを考え直すか、今後の課題です。

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