Livesplit用コンポーネント(公式以外まとめ)

Livesplit 公式サイトで紹介されている「以外」のコンポーネント一覧です。

多くは Github にて “livesplit language:C#” で検索してヒットしたもの、その他、Twitter などで見かけたものをリストアップしています。

公式で紹介されているコンポーネントについては公式サイトをご覧ください。

はじめに

この一覧を作成した当初は Windows10、Livesplit 1.8.16 にて動作を確認、それ以降はその時の最新版の Livesplit にて動作確認をしていますが、一部、動作確認をしていないものも含んでいます(特に Livesplit と通信する系)。
 未完成と思われるもの、Autosplitter や RoadTimeRemover らしき名前のものは検索結果から人力で除外しています。また、手作業のため間違えて除外している可能性もあります。

また、存在を認識しているコンポーネントであっても公に公開・配布されていないと判断したものについては掲載しておりませんので、ご了承ください

説明文の間違い、記載していないコンポーネントなど、お気付きのことがありましたらご指摘いただけると助かります。

この記事は、Google ドキュメントにて公開していた一覧をブログ記事として改めて公開したものです。
 この記事を公開した後はドキュメント側の更新を行いませんが、ご了承ください。

dll を自分で出力する場合

ソースコードのみが公開されていて dll は配布されていないような場合、自分で dll を出力する必要があります。
 また、配布されている dll でエラーが発生する場合、ソースコードを DL して自分で dll を出力すると動作する可能性があります。

自分で dll を出力する場合、規定の名前空間が “LiveSplit.UI.Components” になっていること、対象のフレームワークが “.NET Frameword 4.6.1” になっていること、参照の “Livesplit.Core” と “UpdateManager” が有効になっていることを確認しましょう。
 また、dll の出力先が開発者の環境のみに存在するフォルダに指定されていることもあるため、ここも確認しておくと良いでしょう。

設定画面の項目について

基本的にそのコンポーネントに特有の設定項目についての説明のみをしており、背景色や文字色などの標準的な設定項目については説明を省略しています。

もくじ

タイム統計、タイム比較

AverageCompletionTime 完走したタイムの平均を表示
Best Pace Ever これまでで最も良いペースかを判定
Best Time This Session Livesplit の今回起動中でのベストタイムを表示
Chance To Beat 設定した時間内に完走できる確率を計算
CombinedComparisonAverage 標準の比較対象タイムを組み合わせた平均タイムを比較対象タイムとして計算
CompareAgainstPrevious 直前の試行と比較
ContextualSlideshow 標準で使用できるタイム表示コンポーネントを自動的に切替え表示
Crash Counter クラッシュ回数をカウント
GradedSplits タイムのプラスマイナスの大きさに応じて区間のアイコンを変更
GraphIcon アイコンを表示する機能が追加された Graph
HistoryBar 履歴データから棒グラフを作成して、レイアウト上に表示
LoadTimer ロードタイムリムーバによって除去されたタイムを表示
Odds 現在のペースでの区間の突破率や完走率を計算
PacePlacement 履歴タイムと比較した現在の順位を表示
PartialRunPrediction 設定した比較対象タイムのペースで走った時の、ある区間までのタイムを表示
PBChance PB が出る確率を計算
RaceComparison SRL のレース情報を表示
RecentAverage 設定した期間 or 回数で計算した直近の平均タイムと比較
ResetChance リセットする確率を計算
RunCounter 特定のタイムを達成した回数をカウント
SegmentTimer シンプルな区間タイマー
SinceLastPB 自己べを出した時からの経過日数 or 試行回数を表示
SplittingCounter 区間ごとにラップを取った回数 or その確率をカウント
SplitIncrementer 区間ごとにラップを取った回数をカウント
Streak 目標タイムを連続して達成した回数をカウント
TheoryComparisonGenerator 目標タイムを達成するための理論的な区間タイムを生成
TimeTell PB を出すための区間ごとの目標タイムを計算
TotalGold その試行内での「区間ゴールド - それまでの区間ベスト」の合計を表示
UnderTimeRunCounter 設定した時間以内に完走できた回数を表示

情報表示

AttemptsThisSession 今回の Livesplit 起動での「完走回数/試行回数」を表示
Binary State 2つの状態に対応したタイムテーブルをタイマーレイアウト上に表示
CompletionEstimate タイマーストップまでの進行状況を表示
CounterSplits 区間ごとにカウント
Hidden Timer 標準のタイマーに、表示タイムが隠れる機能を追加
InformationTextFromJsonComponent 指定した json ファイルの指定したキーの値を表示
LeaderBoard SRC リーダーボードの順位を表示
NotesComponent Livesplit内にメモをハイライト表示
OutputToFile タイマーの情報をtxtファイルに出力
PersonalRecord SRC のリーダーボードでの順位を追跡
ProjectedTime 現在のペースから計算した想定ゴールタイムを表示
ReadFromFile ファイルから文字を読み取って表示
SKeys SKeysをベースにしたキー入力表示
Speech タイマー操作した時に情報を読み上げ
Speech_Yomiage タイマー操作した時に情報を読み上げ
Speedrun-Notes Noteの編集
livesplit-split-counter ラップした区間数をカウント
SplitInfo 区間タイムの情報をテキストファイルに出力
Text Images タイマーに画像を表示
Vibes 現在のタイムのプラスマイナスに応じてコメントを表示
Video_API 脱 ActiveX 版の Video

タイマー操作

DelaySplit 設定した待機時間経過後に自動的にラップ
LoadRemover 手動で Game Time をポーズ・再開
OffsetStop タイマーストップ時に設定した分だけタイムをオフセット
PauseOnSplit ラップ時にタイマーをポーズ状態にする
PenaltyTime 計測中のタイムにペナルティタイムを付与
supAutoSplit 画像認識を利用した自動ラップ
TimerPause タイマーをポーズした時に一定時間経過するとポーズを解除

通信

LiveSplit Android Remote Android アプリから Livesplit を操作
AutoStreamMarker Twitch の配信 VOD に自動的に配信マーカーを付ける
AutoTwitch Twitch に自動でメッセージを送信
ChatBot Twitch のチャットに接続して bot として振舞う
Chatbot-Integration-Component-for-LiveSplit チャットボットなどの他のアプリケーションに Livesplit のデータを利用
Connect gRPC 通信で Livesplit にアクセス
LiveSplitDynamicImages 区間切替の代わりに OBS の画像を切り替える
DynamicLayout OBS 向けの動的なタイマーレイアウト
Form Parameters Googleフォームの入力を支援
MightReachRecord Notification 設定タイムより早いペースの時に Discord・Twitter に通知
NetControlClient SourceRuns サーバにタイマーイベントを送信
NetworkSync ネットワーク経由で Livesplit をミラーリング
NodeCG-LiveSplit NodeCG と接続
Notifier overlay notifier or websocket と通信
PaceAlert Discord の webhook に走りのペースを送信
Remote web 上で動作するタイマーから Livesplit を操作
ResetAllStats 指定した Steam ゲームの実績を含めた全ての状態をリセット
Run Log To Discord タイマー操作のタイミングで指定した本文 and or スクリーンショットをDiscordに投稿
StreamingPredictionsComponent Twitch でのチャンネルポイント予測を自動化
TheRun web サービス "therun.gg" と連携
LiveSplit-Websocket WebSocket 通信で Livesplit の操作・情報取得
LiveSplit WebSocket Server WebSocket 通信で Livesplit の操作・情報取得

ゲームの内部値の表示、ASL開発補助など

ASL Var Viewer asl ファイル内で定義している変数の値を表示
DebugSpew デバッグ情報を表示
MemoryGraph 指定したアドレスの値をグラフで表示
MemoryInfo 指定したアドレスの値を表示
MemoryReader 指定したアドレスの値を表示

その他

BinaryBackgroundTimer 2進数に対応して点滅する背景付のタイマー
ChangeCursor マウスカーソルを変更
Clock タイマーレイアウトに日時を表示
LiveSplit-Component-Template コンポーネント開発を学ぶためのテンプレート
MakeManySegments 複数の区間を一括で生成
Metronome レイアウト上にメトロノームを追加
Multiruns 複数タイトル・カテゴリにまたがるランで lss ファイルを自動ロード
Post-Icon Subsplits for LiveSplit 区間のアイコンを区間名の後ろに表示
ResizeBlocker Livesplit のサイズ変更を禁止します
RunBackup 計測中のタイマーの状態をバックアップ・復元
SeparatePbTracker Real Time と Game Time とでそれぞれの PB を記録する
ShareToTwitter Livesplit 本体からのツイートを支援
SplitNameIndexer 区間名に対して通し番号を追加
Subsplits_Plus 機能を追加した Subsplits
TimeAttackPause 計測中のタイマーの状態を保存・再開

連携ツール

Lap Time Analysis 履歴データを分析
LiveSplit Analyzer 履歴データを分析
LiveSplitInterop Livesplit と通信するアプリケーション開発用のライブラリ
SplitGuides マークダウンでメモを表示
splitify 区間定義の作成を補助する web ツール
SplitNotes 区間ごとに設定したメッセージを表示
SplitNotes 2 区間ごとに設定したメッセージを HTML タグで装飾して表示
subsplits generator 区間定義の作成を補助するソフト

タイム統計、タイム比較

AverageCompletionTime

Average Completion Time
12:34
概要
設定画面
  • 計算に含める範囲を設定できる
  • Livesplit 標準の Average を表示することもできる
補足
  • 基本的に完走したタイムのみが集計対象であることに注意
  • 比較対象タイムとして使えるわけではない

Best Pace Ever

Best Pace Ever? Yes
-1.2
概要
補足
  • 比較対象タイム Best Split Times が有効になっている必要がある

Best Time This Session

Best Time This Session
01:12:34.56
Average This Session
01:23:45.67
Worst Time This Session
01:34:56.78
概要
説明
  • ベストタイムのほかに、平均やワーストの表示も可能
設定画面
  • タイムの種類(ベスト、平均、ワースト)を選択

Chance To Beat

PB Chance
12.34%
概要
説明
  • PBChance インスパイア
設定画面
  • 必要に応じてラベルを変更できる(例:PB Chance → Sub 1 Chance)
  • 設定する目標タイムは PB に固定することもできるし、任意のタイムを入力することもできる
  • Weight は古い試行をどれだけ考慮するか
    0 であれば最新の履歴のみを見て、1 であれば全ての試行に同じ重み付けをする
    (参考:Livesplit 標準の Average は 0.75 の重み付けをしている)
    スライダーを少しだけ動かしたい時は左右の矢印キーで動かせる
  • 各区間でリセットする確率を設定することもできる
    乱数の影響や少しのミスで大きなロスが発生してリセットすることがある場合に有効な設定
補足
  • 説明を読んだ感じ、PBChance とは異なる計算方法を採用している

CombinedComparisonAverage

Combined Average
12:34
概要
説明
  • PB と SoB の平均など、標準 Comparison を組み合わせて平均したタイムを比較対象タイムとして使用できるようになります
設定画面
  • 計算に含める標準の比較対象タイムを選択

CompareAgainstPrevious

概要
説明
  • 直前の試行のタイムを比較対象タイムとして使用できる
補足
  • コンポーネントを追加した直後や Livesplit 起動直後に比較対象タイムが “-” になっている場合、タイマースタートしてみるとタイムが表示されるかもしれない
  • 類似の比較対象タイムである標準の Latest Run は最新の完走タイムを使用するのに対して、このコンポーネントでは完走した場合とリセットした場合を含めてそれぞれの区間での最新のタイムを使用する

ContextualSlideshow

概要
補足
  • PossibleTimeSave, PreviousSegment, RunPrediction を自動的に切替えて表示
  • github では dll ファイルを配布していないようなので、ソースコードを DL して自分で dll を出力する必要がある
  • “Livesplit.Core” と “UpdateManager” に加えて “Livesplit.PossibleTimeSave”, “Livesplit.PreviousSegment”, “Livesplit.RunPrediction” も参照に追加

Crash Counter

Crashes:0
Total:0
概要
設定画面
  • プロセス名を指定
  • クラッシュ時のSEを設定できる
補足
  • 実際にクラッシュさせての確認はしていないので、詳細な動作は確認していない

GradedSplits

GradedSplits イメージ図
概要
設定画面
  • アイコンの指定
  • アイコンを書き換える条件
補足
  • アイコン自体は含まれていないので、各自で用意する必要がある
  • サンプル画像で使用されているアイコンは https://chlorate.ca/split-icons/ にて入手可能
  • 区間にアイコンを設定している場合は、ラップを取る前は通常の区間アイコンが表示される

GraphIcon

GraphIcon イメージ図
概要
設定画面
  • Graph と同様
補足
  • 区間定義にて設定されているアイコンを利用するため、区間にアイコンが設定されていない場合はグラフにもアイコンが表示されない

HistoryBar

HistoryBar イメージ図
概要
設定画面
  • グラフの高さ
  • 上下反転の有無
  • 棒の幅、間隔
  • 各要素の色
  • 履歴データのフィルタリング

LoadTimer

概要
補足
  • DL した dll では Livesplit が認識しない
  • ソースコードを DL して、さらに修正したうえで dll を出力する必要がある
    AssemblyInfo.cs か LoadTimerFactroy.cs に次の1行を追加
    [assembly: ComponentFactory(typeof(LoadTimerFactory))]
    PossibleTimeSaveFormatter クラスが名前の競合を起こすので適切にリネーム
    “Livesplit.Core” と “UpdateManager” に加えて “WinFromsColor” も参照に追加

Odds

Odds(FS)
12.34%
概要
設定画面
  • 表示する値の設定
  • 区間突破率、区間でタイムを巻く確率、完走率

PacePlacement

Pace Placement
1st of 234
概要
設定画面
  • 順位の全数の on/off
  • 前の区間でスキップした場合の順位表示の on/off

PartialRunPrediction

Best Possible Time ( )
12:34
概要
設定画面
  • 計算対象の区間を指定
  • 比較対象タイムを選択できるが、Best Segments しか選択肢に表れない?
補足
  • 標準の RunPrediction は現在のペースで「完走した時のタイム」を表示するが、これは「指定した区間までのタイム」を表示する
  • レイアウトに追加したときの項目名は “Best Possible Time (Up To Split)” と表示される

PBChance

PB Chance
12.34%
概要
説明
  • リセットやラップを取るたびに履歴タイムからランダム抽出したタイムを使ってシミュレーションを1万回行い、その中で PB が出る確率を計算
  • 表示が常に “0%” や “-” となる場合、完走した履歴が除外されている可能性があるため計算範囲を変えてみる
設定画面
  • 計算に含める範囲を設定できる

RaceComparison

概要
設定画面
  • レースの参加人数を指定
  • 比較対象をレースの1位か自分かを選択
補足
  • レース参加者それぞれの、1位からのタイム差 or 自分とのタイム差を表示できる(と思う)
  • 私自身は SRL を利用していないので、詳細な動作確認ができない

RecentAverage

Recent (1 Week)
12:34
概要
説明
  • 期間あるいは回数を指定して求めた直近の平均タイムを比較対象タイムとして使用できるようになります
  • 区間ごとの標準偏差も比較対象タイムとして表示できます
設定画面
  • 計算に含める範囲を設定できる
  • 標準偏差の表示 ON / OFF を切替

ResetChance

Reset Chance
12%
Success Chance
12%
Runs Ended
12
概要
説明
  • 履歴データから現在の区間でリセットする確率を計算
  • 計算範囲に完走したデータがないか、スキップなどで後ろの区間のラップ回数の方が多くなっている場合に確率ではなく “?” が表示される
設定画面
  • 計算に含める範囲を設定できる

RunCounter

12:xx's
12
概要
説明
  • 自己ベストタイムから「**分台」のような基準となるタイムを計算し、その基準タイムを達成できた回数を履歴データからカウント

SegmentTimer

概要
補足
  • github では dll ファイルを配布していないようなので、ソースコードを DL して自分で dll を出力する必要がある
  • “Livesplit.Core” と “UpdateManager” に加えて “Livesplit.Timer”, “Livesplit.DetailedTimer”, “WinFromsColor” も参照に追加

SinceLastPB

Days since last PB
12 days ago
Attempts since last PB
12
Days / Attempts since last PB
12 days ago / 12
概要
設定画面
  • PB を出してからの経過日数、試行回数、両方表示

SplittingCounter

Seg.1 (123/234)
0:12
Seg.2 (56/234)
0:24
Seg.3 (23/234)
0:36
Seg.4 (12/234)
0:48
Seg.5 (6/234)
1:00
概要
設定画面
  • 回数 or 確率の切替
  • 計算に含める範囲を設定できる
  • 区間ごとに表示の ON / OFF を切替
補足

SplitIncrementer

Seg.1 [123]
0:12
Seg.2 [56]
0:24
Seg.3 [23]
0:36
Seg.4 [12]
0:48
Seg.5 [6]
1:00
概要
説明
  • カウントしたい区間の区間名に手動で [0] か (0) のようにカッコ数字を追加する
補足
  • コンポーネント名は Split Name Auto Incrementer
  • ファイル名は Livesplit.SplitIncrementer
  • ダウンロードページでは Livesplit Automatic Incrementer
  • 類似の機能を提供する SplittingCounter もあるので、好みに合った方を使うと良い

Streak

概要
設定画面
  • 目標時間を設定
  • 連続達成最高記録の表示の ON / OFF
補足
  • github では dll ファイルを配布していないようなので、ソースコードを DL して自分で dll を出力する必要がある
  • “Livesplit.Core” と “UpdateManager” に加えて “CustomFontDialog” も参照に追加

TheoryComparisonGenerator

概要
説明
  • 理論的な区間タイム=区間ベスト×(目標タイム/SoB)
  • 他の .lss ファイルで生成した理論区間タイムは、設定画面の “Show All” ボタンを押すと候補に表示され、その状態で “Attach to Current Splits” ボタンを押すと利用できるようになる
設定画面
  • PB を使った理論区間タイムの自動生成の ON / OFF
  • 目標タイムを手動で入力して理論区間タイムを生成
補足
  • 表示名の入力はオプションで、空欄の場合は自動的に表示名が決まる
  • 生成した理論区間タイムは Comparison として利用する

TimeTell

Time Tell
-
SegmentName goal
1:23.4
概要
説明
  • リセットするめやすに
  • PBChance インスパイア
設定画面
  • 計算に含める範囲を設定できる
  • 2 種類の計算方法を切替
    デフォルト
    隣接するタイムの平均を使用
    Alternative
    ベストタイムを除き、いくつかのタイムを無視して計算
  • COMPUTE ボタンを押すと目標タイムが算出される
  • 目標タイムの計算は自動化されていないので、手動でボタンを押す必要がある
補足
  • 説明を読んだ感じ、PBChance とは異なる計算方法を採用している
  • 算出したタイムは Comparison として使えるわけではないため、Comparison を生成できる TheoryComparisonGenerator の方が使い勝手が良いと思う(それぞれで計算方法が異なるため、好みに合った方を使うと良い)

TotalGold

Total Gold
12:34.5
概要
設定画面
  • 表示桁数の切替
補足
  • つまりは SoB の減少量

UnderTimeRunCounter

Under Time Run Counter
12
概要
設定画面
  • カウントの基準となるタイムを入力
  • 必要に応じてラベルを変更できる(例:Sub xx:xx Counter)

情報表示

AttemptsThisSession

Attempts This Session
1/23
概要
説明
  • 今回の Livesplit 起動(正確にはこのコンポーネントが有効になってから無効になるまでの間)での「完走回数/試行回数」を表示
補足
  • 完走回数、試行回数のカウントは保存されない

Binary State

概要
設定画面
  • 表示するテキストの設定

CompletionEstimate

Completed
12%
概要
設定画面
  • デフォルトでは Current Comparison と Current Timing Method を基にして計算するの設定になっている
  • 完走した履歴がない場合、進行度は表示されない

CounterSplits

Seg.1
1
Seg.2
4
Seg.3
0
Seg.4
-
Seg.5
5
概要
設定画面
  • 基本的に Splits と同様
  • カウント操作のホットキー
補足
  • Counter コンポーネントのようなカウントを、区間ごとに行うことができる
  • 最終区間に全区間の合計カウントが表示される
  • デモ映像 https://youtu.be/ElRcVvz0-Vc

Hidden Timer

概要
説明
  • 指定区間以降は表示タイムが ??:??:?? になる
  • Timer に相当する Hidden Timer と、Detailed Timer に相当する Detailed Hidden Timer とがある
設定画面
  • タイムを隠し始める区間を指定

InformationTextFromJsonComponent

概要
設定画面
  • json ファイルの指定
  • キーの指定
  • 表示ラベル名
補足
  • 適切な使用例が思い付かず、私自身は動作確認をしていない
  • 使い方によっては SRC の禁止事項「通常はプレイヤーが知り得ない情報の表示」に抵触するような気がするので、使用する際は注意が必要かも

LeaderBoard

概要
設定画面
  • 表示数を設定
  • フィルターを設定可能
補足
  • 私自身は SRC に登録していないので、詳細な動作確認ができない
  • github では dll ファイルを配布していないようなので、ソースコードを DL して自分で dll を出力する必要がある
  • “Livesplit.Core” と “UpdateManager” に加えて “WinFromsColor”, “SpeedrunConSharp” も参照に追加

NotesComponent

概要
設定画面
  • 文字色、背景色の指定
  • ファイルの指定

OutputToFile

OutputToFile イメージ図
概要
説明
  • 指定した出力フォルダにタイマーの情報ごとにtxtファイルで出力される
  • 例えば、OBS のテキストソースでtxtファイルから読み込んだテキストを表示するといった使い方ができる
設定画面
  • 出力するフォルダを指定

PersonalRecord

概要
設定画面
  • フィルターを設定可能
補足
  • 私自身は SRC に登録していないので、詳細な動作確認ができない
  • github では dll ファイルを配布していないようなので、ソースコードを DL して自分で dll を出力する必要がある
  • “Livesplit.Core” と “UpdateManager” に加えて “SpeedrunConSharp” も参照に追加

ProjectedTime

Projected Time
12:34
概要
説明
  • 現在のペースから計算した想定ゴールタイムを表示
設定画面
  • ペースの基準とする比較対象タイムを指定
  • 現在の進行度の表示 on/off

ReadFromFile

Text
text file
概要
補足
  • 標準の Text コンポーネントのファイル読み取り版

SKeys

LShift Right
概要
設定画面
  • 表示部分の高さ
補足
  • キーボード、マウスの入力に対応
  • 手元にあるゲームパッドを試してみたが反応しなかった

Speech

概要
補足
  • プログラム上は設定画面があるようだが、実際には開けない
  • ver1.0 はラップを取った時にも読み上げるはずだが、反応しない
  • ver1.1 では問題なく動作した
  • 音声は Windows にインストール済みの英語音声が使用される
  • 日本語音声対応版の Speech_Yomiage がある

Speech_Yomiage

概要
説明
  • 日本語の読み上げに対応
設定画面
  • 出力デバイスの選択
  • 読み上げテキストの編集
  • 音量調整
補足
  • Sound Effects および Speech インスパイア

Speedrun-Notes

概要

livesplit-split-counter

Splits Completed
12
概要
説明
  • 指定した区間を除いて、ラップした区間数をカウント
設定画面
  • ラベルを指定
  • カウントしない区間を指定

SplitInfo

output.txt
1.
2.
3.
4.
prevSplitName=Seg.2
splitName=Seg.3
splitComparison=-00:00:00:01.234
splitTime=00:00:00:12.345
概要
説明
  • タイマー操作したタイミングで現在の区間の情報をテキストファイルに出力
  • 出力ファイルは Livesplit.exe と同じフォルダ内に SplitInfo.txt という名前で作られる

Text Images

概要
設定画面
  • 表示する画像の登録
  • 画像を表示・切替える条件
  • 画像の上に表示するテキストの設定
補足
  • タイマーの状態変化やタイマー操作をトリガーとして表示画像を切替

Vibes

Vibes
I haven't configured it
概要
説明
  • ラップ時に大幅なマイナス、少しのマイナス、少しのプラス、大幅なプラスだった時、完走時に PB だった時、PB でなかった時に指定したコメントを表示できる
設定画面
  • デフォルト時の表示テキスト
  • ラップ時・完走時の表示テキスト
  • ラップ時のタイムのプラスマイナスが大きいか小さいかの判定基準

Video_API

概要
説明
  • VLC のインストールは必要だが、本家のように ActiveX プラグインまでインストールしなくても動作する
  • 指定した Comparison のタイムで区間ごとに動画の頭出しが可能
設定画面
  • 動画ファイルを指定
  • 再生開始位置を指定
  • 区間ごとの頭出しの設定

タイマー操作

DelaySplit

概要
説明
  • ファミコンやスーパーファミコンなどで複数タイトルを通して走るカテゴリなどにおいてカートリッジ交換を行う際に便利
  • 指定した区間になった時に、指定した時間だけ待機して自動的にラップを取る
設定画面
  • 待機時間の設定
  • コンポーネントの機能を有効にする区間名の設定
補足
  • 区間ごとに異なる待機時間を設定したい場合、Smart Split Delay にチェックを入れて、区間名を "[数値] [時間単位]" とする(実際の区間名の例:10 seconds)

LoadRemover

概要
説明
  • Caps Lock キーを押すと Game Time をポーズ・再開
  • 私の環境では Shift + Caps Lock でないと反応しない
補足
  • なんでカテゴリが Information ?

OffsetStop

Offfset Stop
Finished Time + 0:00.0
概要
設定画面
  • オフセット量の指定
補足
  • 最終操作がタイマーストップの場合はコントローラを持って入力操作をしている最中でありタイマー操作が難しいため、それより後のタイミングでタイマーストップしつつもタイマーのタイムはルール通りのタイミングでっストップしたタイムにすることができる

PauseOnSplit

概要

PenaltyTime

Penalty Time
+0:00
概要
設定画面
  • ペナルティとして付与するタイム
  • ホットキーの設定
補足
  • イベント等でペナルティを与える特殊ルールを設けるような状況での使用を想定

supAutoSplit

概要
設定画面
  • テンプレート画像とパラメータを設定
補足
  • opencvsharp が必要

TimerPause

概要
設定画面
  • ポーズ解除する時間を設定

通信

LiveSplit Android Remote

概要

AutoStreamMarker

概要
説明
  • タイマースタート・ストップ時に配信マーカーを付ける
  • オプションでリセットやラップ時も配信マーカーを付けることができる
設定画面
  • Twitch アカウントに接続
  • ラップ時の配信マーカー ON / OFF
  • リセット時の配信マーカー ON / OFF
補足
  • 私の環境(Livesplit ver1.8.22)で確認してみたところアカウントの接続が上手くいかなかったため、動作の確認はできなかった

AutoTwitch

概要

ChatBot

概要

Chatbot-Integration-Component-for-LiveSplit

概要

Connect

概要

LiveSplitDynamicImages

概要

DynamicLayout

DynamicLayout イメージ図
概要
説明
  • 動的なタイマーレイアウトを .html ファイルに出力
補足
  • HTML、css、javascipt の知識があればいろいろアレンジができそう

Form Parameters

概要
説明
  • Google フォームの事前入力した URL 機能を利用して、Livesplit の情報を Google フォームに送信
設定画面
  • Google フォームの URL を指定
  • テキスト入力欄

MightReachRecord Notification

Trigger (SegmentName)
12:34
概要
設定画面
  • 検知する区間、比較対象タイムを指定
  • 早いペースと判定するための、指定タイムからのタイム差を指定
  • Discord、Twitter それぞれの通知 ON / OFF
  • 通知メッセージ

NetControlClient

概要

NetworkSync

概要

NodeCG-LiveSplit

概要

Notifier

概要

PaceAlert

概要

Remote

概要

ResetAllStats

概要
説明
  • タイマースタート時に指定したゲームの実績を含めた全ての状態をリセット
設定画面
  • ゲームの App ID を指定
補足
  • 全てのゲームで動作するかは不明なので、各自で確認してください

Run Log To Discord

概要
設定画面
  • webhook URL を指定
  • 条件ごとに送信するテキストを指定

StreamingPredictionsComponent

概要

TheRun

概要
説明
  • タイマーリセット時に .lss ファイルを therun.gg にアップロード
  • ラップ操作ごとに現在のランのデータを therun.gg に送信
設定画面
  • therun.gg で取得した Upload Key を入力
補足
  • web サービス "therun.gg" と Livesplit とを連携するためのコンポーネントであり、therun.gg のアカウントが必要

LiveSplit-Websocket

概要

LiveSplit WebSocket Server

概要

ゲームの内部値の表示、ASL開発補助など

ASL Var Viewer

概要
設定画面
    変数を指定
  • Current State はゲームのメモリアドレスから読み取った値を格納している変数、Variables は asl 内で “var.変数名” で定義している変数
補足
  • asl が設定されていない状態で設定画面を開くとエラーメッセージが表示される

DebugSpew

概要
補足
  • VisualStudio や DebugView などと併用すると、どれかにはメッセージが表示されるがどれかにはメッセージが表示されないということが起こるため注意
  • Autosplitter の挙動に影響を与えた経験もあるので、使用には注意が必要

MemoryGraph

概要
説明
  • ゲームのメモリアドレス情報が書かれた XML ファイルが必要、別途 DL
  • Autosplitter を作るよう場合と同じようにして自分でメモリアドレスを探して設定することもできる
設定画面
  • ゲームタイトルの選択 or メモリアドレスの指定
  • グラフの表示設定

MemoryInfo

概要
説明
  • 表示するテキスト中に “{1}” のように書くと、値を表示できる
設定画面
  • メモリアドレスの指定
  • 表示テキスト
補足
  • 複数のメモリアドレスを登録することができ、複数の値を同時に表示できる

MemoryReader

概要
補足
  • 上2つとアドレスの指定方法が違う? Autosplitter で使っているアドレスを入れてみたが、表示できなかった

その他

BinaryBackgroundTimer

BinaryBackgroundTimer イメージ図
概要
説明
  • 2018 年の AGDQSGDQ で使用されたような、2進数に対応して点滅する背景付のタイマー

ChangeCursor

概要
説明
  • Livesplit 起動中のみマウスカーソルを変更する
補足
  • Windows\cursors\ フォルダ内に特定の名前のカーソルファイルを置いておくと、このコンポーネントが有効な間はマウスカーソルがそのカーソルファイルのものになる

Clock

Clock
2023/01/23 12:34:56
概要
設定画面
  • タイムゾーンの指定
  • 表示書式の設定

LiveSplit-Component-Template

概要
補足
  • ソースコードに説明コメントが書き込まれており、コンポーネント開発の参考になる

MakeManySegments

概要
説明
  • 記録保護のため、タイム履歴がある状態では生成できません
  • 不具合回避のため、レイアウトに Subsplit が含まれていると生成できません
設定画面
  • 区間の数を指定して、ボタンを押すと生成

Metronome

Metronome イメージ図
概要
説明
  • レイアウト上にメトロノームを追加し、ホットキーによる ON/OFF や指定した区間で自動的に ON することができる
設定画面
  • 表示サイズ
  • ホットキー
  • 音声ファイルの指定
  • 音声ボリューム
  • メトロノームのテンポ
  • 自動 ON 区間の指定
補足
  • 音声ファイル自体は同梱していないため、各自で用意する必要がある
  • メトロノームのテンポは複数登録することができ、それぞれ個別にホットキーを設定することもできる

Multiruns

概要
設定画面
  • 使用する lss ファイルを指定
補足
  • ver0.2.0 はレイアウトに追加しようとするとエラーが発生した
  • ver0.1.0(初期バージョン)は enable のチェックを入れるとエラーで落ちた
  • ソースコードを DL して自分で dll を出力してみたら動作した

Post-Icon Subsplits for LiveSplit

概要
補足
  • github では dll ファイルを配布していないようなので、ソースコードを DL して自分で dll を出力する必要がある

ResizeBlocker

概要
補足
  • このコンポーネントをレイアウトに追加してからサイズ変更ができなくなるまでに5秒間の待機時間があります

RunBackup

Run Backup
Saved at 12:34:56
No restorations in this run.
概要
説明
  • タイマー・区間タイム状況をバックアップファイルに保存し、それを元に状況を復元します。
  • 計測中に LiveSplit がエラー等で強制終了された場合に計測を再開できます。
設定画面
  • バックアップファイルの保存先
  • 自動バックアップの ON/OFF
  • 自動バックアップの間隔
  • 自動復元の ON/OFF
  • 復元ファイルの削除設定
  • レイアウトへの情報表示の ON/OFF

SeparatePbTracker

概要
説明
  • Separate PB という名前の Comparison を作成し、Real Time と Game Time とでそれぞれの PB を記録する
  • 例えば、Game Time のみを更新して Real Time は更新していなかった場合に、Game Time は更新して Real Time は元のタイムのまま残る

ShareToTwitter

概要
説明
  • 本体機能のShareからTwitter投稿ができなくなったので、その代替機能として作成

SplitNameIndexer

概要
設定画面
  • 通し番号の書式設定
  • 編集する区間名の範囲が指定可能
  • 番号の増え方を設定可能

Subsplits_Plus

概要
説明
  • SectionSplitTime表示
  • 計測中のタイムを隠す
  • その他、追加機能

TimeAttackPause

概要
説明
  • 保存してから再開するまでの間はタイマーを終了しておくことができる
  • このコンポーネントを使用した記録を SRC などに提出する場合、ルールに抵触していないか要確認
設定画面
  • デフォルトフォルダを指定すると思われる欄があるが、機能していないように思う

連携ツール

Lap Time Analysis

概要

LiveSplit Analyzer

概要
補足
  • .lss ファイル読み込みの他、http://split.io のデータも利用可能
  • 試行回数の修正など、履歴データの修正ツールも含まれています

LiveSplitInterop

概要
説明
  • 名前付きパイプと TPC/IP に対応

SplitGuides

概要
補足
  • マークダウンを使って文章を装飾できる
  • また、現在の Segment だけでなく前後の Segment のメモをそれぞれ指定した数だけ表示することができる
  • コンポーネントではない
  • LiveSplit.Server が必要
  • サーバ版を使えば、このサーバにアクセスできるネットワーク内のデバイスでメモを表示することができる

splitify

概要
補足
  • テキスト編集によって複数区間の区間名を入力する方式で、コンマか改行が区間の分かれ目になる

SplitNotes

概要
補足
  • 設定できる項目はほぼ SpeedGuidesLive と同じだが、こちらは現在の Segment だけでなく次の Segment のメモも表示することができる
  • コンポーネントではない
  • LiveSplit.Server が必要
  • HTML タグを使って文字を装飾できる SplitNotes 2 がある

SplitNotes 2

概要
補足
  • HTML タグを使って文章を装飾できる(ただし、使用できるタグは限られている)
  • また、現在の Segment だけでなく前後の Segment のメモをそれぞれ指定した数だけ表示することができる
  • コンポーネントではない
  • LiveSplit.Server が必要
  • SplitNotes インスパイア

subsplits generator

概要

10 件のコメント:

  1. 追加
    TheoryComparisonGenerator
    InformationTextFromJsonComponent

    変更
    ResetChance
    公式ページに掲載されたことを追記

    返信削除
  2. 追加
    AutoStreamMarker
    TheRun
    ChangeCursor

    返信削除
  3. 追加
    Lap Time Analysis
    LiveSplit Analyzer
    splitify

    返信削除
  4. タイマーレイアウトの表示イメージを追加

    返信削除
  5. 追加
    AttemptsThisSession
    BinaryBackgroundTimer
    OutputToFile
    PacePlacement
    PauseOnSplit
    ProjectedTime
    ShareToTwitter
    livesplit-split-counter
    Subsplits_Plus

    もくじの表示を変更
    (記事の更新はできたのに、なぜかコメントだけログインができない……)

    返信削除
  6. 追加
    RunCounter
    SplitInfo
    DynamicLayout
    ResetAllStats
    SplitGuides

    ツールは「ツール」としてまとめました

    返信削除
  7. 追加
    LoadRemover
    SeparatePbTracker
    TimeAttackPause
    LiveSplitInterop
    Best Time This Session
    Binary State
    Hidden Timer
    Video_API
    Form Parameters
    Run Log To Discord

    返信削除