はるかかなた 体験版第1弾の感想

各所で言われていることと同じですが、「システムが不安」というのが体験版に対する印象でした。



[システム]
- 演出 -
テキストの表示とキャラクターの立ち絵の表情変化を同期させる、というByeのころから見られた演出は今回もあるのですが、タイミングがズレてしまっています。
個人的には高く評価していた演出だけに、かなり残念に思います。

長ゼリフのシーンでは、音声を置き去りにしてテキスト表示だけがスクロールしてゆくのも残念でした。

怒りマークや汗マークなどを立ち絵の上にアニメーションで表示する演出は、アイコンの種類が多く、用いられる頻度も多くなっている印象なのですが、表示範囲が広く、これまでの作品と比べると主張しすぎているような印象を受けます。(漫符というみたいですね)

- 効果音 -
ボタンの上にポインターを乗せたときに再生される効果音などが硬質な感じで耳障りです。もっと落ち着いて柔らかい感じの音にして欲しいと思います。
また、アイキャッチが表示されるときの音が大きくて勢いもあるので、びっくりしました。こちらも、落ち着いた音にして欲しいです。

- セーブ -
セーブはできましたがサムネイル画像がセーブした場面のものと異なっているという現象が現れました。
また、シナリオプレイヤーのブックマークのジャンプがうまく動作しませんでした。
ネット上では、セーブが機能しない、という報告も見かけました。

- バックログ -
右クリックでバックログから戻れないのが気になりました。
バックログで表示できるテキストの量に制限があり、不便。

- その他 -
右クリックでデータ削除、というのを始めて知りました。

システムの改善を行った体験版第2弾が近日公開されるようなので、改めてそちらで評価したいと思います。



[シナリオ]
体験版は第4話まで収録されていて、ここまで進めるのに4時間ほどかかりました。

- 第1話 -
主人公のかなたと、メインヒロインのはるかの出会い、主要な登場人物の紹介をする回といった内容です。

- 第2話 -
はるかの母親について。涙しそうなシーンもありますが、序盤でこれということは終盤ではどのような感動的なシーンがあるのか楽しみです。

- 第3話-
結衣がはるかを姉として受け入れるまでのお話です。

- 第4話 -
かなたの父親について。ここで主人公は自分の家族に対してとある疑問を持ち、真実を確かめようとするのですが・・・・・・

- 雑感 -
ByeやAQUAと同じように、ヒロインごとにそれぞれの事情を抱えていてそれを一緒に解決してゆく、というのが基本的な流れになりそうです。
(さくら、咲きました。も同じとは思いますが、こちらはストーリーよりもそれぞれのキャラクター性を前面に押し出している、というのが個人的な印象)

アクア、トコシエと毎回SF要素が含まれていましたが、今回は体験版の範囲では明確なSF要素は見られませんでした。ただ、青い羽がそれに関係しているような気がします。

毎回登場していた方言キャラ、こちらも体験版の範囲では確認できませんでしたが、今回も登場するのでしょうか?
Byeのときみたいなちょい役でもいいから、出てきてくれたらうれしいです。

はるかは月ヶ浜からやってきたと言っています。そして、月ヶ浜と思われるシーンで使われている背景画像、つながりはあるのでしょうか?



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04/26 体験版第1弾の感想
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01/31 クリア後の感想 その2



「SORAHANE - ソラハネ -」公式サイト(R-18のため注意)
「トラウムブルグ7番地」公式サイト
 (SORAHANEの前身(?)の同人サークル こちらは全年齢OKです)
「Bye」紹介ページ
 (とらななの作品 フリーなのでぜひお試しを)

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