フォニックスについて



読んだ感想

英会話学校に携わる方が書いた「日本人のための 一発で通じる英語発音」という本の存在を知り、読んでみました。

内容の8割くらいが口内(発音する時の唇、舌、喉のかたち)の図解と例文による正しい発音のしかたについて、残り2割がこの本についての説明や正しい発音を練習するときのポイントについてなど、といった印象です。

この本には発音のポイントごとにQRコードが表示されており、そこから実際に発音している動画を見ることができます。正しい発音の例だけでなく、よくある間違った発音の例も紹介されていて、目と耳と体験で学習できる、良く考えて作られた内容だと感じました。


簡単な要約

フォニックスというのは英語におけるスペルと発音の関係についてのルールのことです。

まず、最も基礎的なルールに「アルファベットの読みがな」があります。
例えば、a(エー)というのは文字の名前であり、a(アッ)というのが発音するときの読みがなです。同様に、b(バッ)、c(カッ)・・・・・・と全てのアルファベットに「読みがな」が存在しています。

その次に、アルファベットの組み合わせによって決まる発音のルールを覚えます。読みがなをそのまま英単語にふっても、正しい発音と異なるものも多くあります。
また、日本語と英語とでは発音のしかたそのものが異なっており、それを理解しなければ日本語の発音方法で英語を発音してしまうこと(いわゆるカタカナ英語)から抜け出すことが難しいです。

「アルファベットの組み合わせによる発音のルール」を理解し、英単語に「アルファベットの読みがな」をふれるようになる知識と、正しい発音をするための口の形の作り方や呼吸法を体得することが、通じる英語を話せるようになるためのポイントです。


自身のカタカナ英語による失敗経験

今では、読み方が分からない英単語に出会っても電子辞書やWeb検索で簡単に発音を聞くことができるようになりましたが、授業を受けていた時は英和辞典メインで発音記号も分からないため、先生以外では教科書や参考書に付属しているCDくらいしか正しい発音を聞く手段がありませんでした。

自分自身が英語の学習に意欲的ではなかったこともあり、その結果、残念な体験をしてしまった経験があります。


英語で liquid(液体:リンク先にて発音を聞けます)と言われたときに、正しい発音(無理やりカタカナで表現すると「 イッド」)と自分の頭の中にある「リキッド」とが一致せず、結局、相手の方が「エキタイ」と言ってくれて初めて“liquid”=「液体」と結びつけることができました。

ちなみに、正しい発音を知ってからは、その音をそのまま文字にするだけで liquid のスペルを書くことができるようになったと、この記事を書いていて実感しました。

音から学習することの優位性もこの本の中で触れられています。


自分が経験した例としてもうひとつ、category(区分、種類、部門)は日本語でもそのまま「カテゴリー」という単語として使用されているかと思います。
しかし、始めの“cat”部分の正しい発音は cat(猫)と同じなので、「キャテゴリィ」といった感じになります。

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