20 - こーそくきょーしゅー

 ついにきました、高速教習。一般道路とは別世界、そりゃあもう、不安でした。

 高速を走る前に高速の学科を受けていなければならないのですが、そこで教官様が高速での事故の話をしてくださったわけで、高速教習が始まったころに起った教習車が大型車に追突されて乗員全員が死亡した事故(この事故から教習車は80km/hまで、追い越しはなしになったそです)、トンネル内での3桁にも及ぶ玉突き事故(高速のトンネルに信号が付いたきっかけとなったそうです)、総重量30tの大型車の追突事故(前の車を押しつぶし、さらにその前の車に追突。押しつぶされたほうの車は厚さが4cmになっていたうです)。

 こんな話を聞いた後に高速に行けなんて、そりゃあ怖いです。どれも、被害者側は何一つ失敗をしていないのです。ただそこにいただけなのです。ものすご怖いです。

 まあ、それでもやるしかないです。

 高速道路というのは2種類の道路の総称です。一般に高速といわれている最高速度100km/hの道路は高速自動車国道、もう一つが一般道と同じ制限速度の自動車専用道路で、走れる車も少し違います。

 高速教習で走るのはもちろん、高速自動車国道のほうです。


 さて、の高速教習、2人の教習生が行きと帰りでそれぞれが運転し、どちらもサービスエリアなどによって行きます(入って出るだけ)。さらに、行きは車校から高速の入り口まで、帰りは高速降りてから車校までが自主経路となっています。
 本来なら。

 なんで、ひとりなの・・・・・・

 ちょうど実家と大学のほうとの行き来で通っているインターだったので行きの自主経路は問題なく走れました(というより、どの信号で曲がるのかをすれてました。周りの風景を覚えていたため間違えずにすんだのです)。ETC装備だったので発券機に手が届ない、なんてことになる心配もなくゲートを通過。

 ランプウェイ(ゲートなどと本線をつなぐ道)でなぜか木槌が落ちてました。何でこんなとこに。

 もともと交通量の多い高速ではなく、安心して合流できました。
 とはいても、高速は高速。いつもの倍近くの速度が出ているのです、つい、アクセルを緩めてしまい、何度も「追突されるからもっとスピード出せ!」といわれてしまいました。そして、高速を走っている間、ずっと緊張し続けてまし

 そんな感じで高速を走り、降りてまたすぐに乗り、車校への帰り道、いつものように制限速度標識を見落として20km/hオーバー。おもいっきりミスしながらも、その遅さ(高速と比べて)にほっとしました。


 そのあと、場内で駐車練習を1時間、模擬を2回分。
 ついに模擬全12回で合格点が取れました。

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